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一足お先にハロウィン絵。
コミスタでハロウィン漫画描いてたんですが、突然のフリーズが立て続けに2回・・・orz
心折れました・・・orz
保存はこまめに!・・・うん・・・ほんとにこまめに保存大事・・・orz

心折れましたが不完全燃焼だったのでsaiーーー!!!
塗ってるとあっという間に時間が過ぎてくから恐いわ。


hw1-5.jpg










花井を驚かそうとこっそりハロウィンの準備をしていたのに、さっくり見つかって驚く田島の図。でした。
このあと、ちょっと気まずい雰囲気が流れ・・・ふたりで散らばったお菓子を拾うのです。
花井は素直にゴメンと謝りますが、サプライズを予定していた田島は拗ねてしまいます。
さあ花井どーする!?(笑)



***続きに小話追加しました***
お暇でしたら~
 



 *****
足下に散らばった、きらきらした色とりどりのたくさんのお菓子。

後ろから抱き締めた少年の体をそっと手放すと、すぐにしゃがみこみ脇にカボチャを置いて飴だとかチョコレートだとか、小さなお菓子を無言で拾い始めた。
ニセモノ―――作り物のカボチャは入れ物になっているらしく、見遣れば中には零れ落ちなかったお菓子が詰まっていた。


「ごめん、たじま」

はっとして、あわてて前に回って座り込み、一緒にそれらを拾う。
ちらりと田島に目線をやれば、眉を寄せ、口はキュッとつぐまれて、不機嫌な感じ。

ああ、こりゃ怒らせたな。

きっと俺に内緒で準備していたつもりなんだろうけど、ぱたぱた足音にふんふん鼻唄、微妙に隠れながら何かしてるとなったら気になるだろ。
こんな驚かせるつもりも、こんな怒らせるつもりもなかったけど。

「………」

カボチャの中にすべてを収めて、今度はじっと田島を見つめる。
しかし田島の視線はそのカボチャから動くことなく、絡み合わない。

「たじ……」

「おれが!」

花井が再度謝ろうとした途端、キッと顔を上げた田島が被さるように声を出した。

「驚かせるつもりだったのに!」

まるで子どもが癇癪を起こしたみいに、田島はキーっと怒った。

カボチャにお菓子だけじゃなくて仮装もして、それから花井を襲う…基い、驚かす予定だったのに!あれこれイタズラするつもりだったのにーーっ!

言うだけ言って、またそっぽを向いた田島。
拗ねたようにくちびるを尖らせて、カボチャを大事そうに抱えて。
こうゆうところを見ると、まだまだ子どもだよなぁ…と花井は思う。でも自分の前でだけ、自分の特権だと思うとたまらなく可愛くて愛しくて仕方がない。



「……田島、trick or treat」

つんつん、カボチャをつついて田島の意識をこちらに寄せる。

「…花井にやるお菓子なんてねェ!」

ほんとははんぶんこする予定だったけど、サプライズがバレて計画は台無し。
花井のせいだから、花井のぶんはなし!
べーっと舌を出して、自分でも拗ねている、可愛くないことをしているとわかっているけど止められない。

「それでいいよ。そのかわりイタズラな」

「へ?」

「お菓子くんなきゃイタズラするぞ、だろ」

「あー…」

「じゃ、そうゆうコトだから」

ひょいっとカボチャを抱えた田島ごと抱き抱えて、花井はすたすた歩いて移動する。
お菓子はいらない、田島が良い。好都合。

「えっ?ちょっ!はっ、はないっ!?」

「動くと落ちるからベッドまでおとなしくしてろ」

「―――――!」




Happy? Halloween!


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ほのつく職業。
自己紹介:
2011年7月に突然ハナタジに心臓を打ち抜かれた良い歳こいた隠れ腐女子(既婚やし、女子と言っていい年齢かどうかも不明だが…)です。おお振り初心者マークを貼っつけながらもまったりがんばります。
20120321HN変更。
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